省エネルギーの取り組み

太陽電池パネルの設置

橿原の拠点では、工場の屋根に500枚以上の太陽電池パネルを設置しています。これにより、1時間当たり最大100kWh、毎年約90,000kWhの発電量があります。
また、ユーテック株式会社馬司事業所でも、2014年に建屋の屋根に204枚の太陽光パネルを設置し、以降、年間の発電量は約50,000kWhになります。


廃棄物削減の取り組み

株式会社ロジックス横田工場は、産業廃棄物として廃棄トナーを排出していましたが、廃棄トナーの分別徹底を開始したことで、年間約80トンの廃棄トナーが有価物として処理できるようになりました。
売却されたトナーは、製鉄会社向けの還元剤として再生されています。

生活環境への配慮

ユーテックグループでは、工場や事業所から排出される排水が周辺の川を汚染したり、生産設備などから発生する騒音が近隣への迷惑にならないよう対策を講じています。周辺住民の皆様に安心感を持っていただくことが私たちユーテックグループの責務と考え、適正な管理を実施しています。

インク廃液の浄化

株式会社ユーパックでは、ダンボールの印刷に水性インクを使用 しています。印刷に使用される印版を洗浄した汚水は、廃液処理装置により、無害レベルの水に浄化し河川へ放流しています。


トナー飛散防止対策

株式会社ロジックスでは、万が一事故が起こっても、工場内の排気口からトナーが飛散しないよう飛散防止用の部屋を設置しています。

環境配慮設計

段ボール・トレイを通じた環境への配慮

包装関連製品を取り扱う株式会社ユーパックでは、地球環境保護の面から、たとえば従来品より原材料の使用量を削減した段ボールケースや輸送時にコンパクトに折りたためるデザインの梱包材、あるいは複数の形状の製品に対応可能な真空成形トレイなどを開発しています。

組立式C式ケ-ス

従来のC式ケースと呼ばれる段ボールケースは四隅をステッチャ-や糊で固定して製作しますが、一度組立貼り合わせて固定してしまうと再度展開することができず、保管や輸送時には効率が悪いものでした。これを組立式にすることで輸送時にはコンパクトにたたむことができ、また、必要な時に組み立てられるようになりました。
・2017年日本パッケージングコンテスト
・工業製品部門賞受賞作品

油圧機器部品の工程搬送トレイ


製品受けの部分に傾斜を付けるなど、形状を工夫したことで、異なる形の部品でも一つに収納できるトレイを開発しました。
収納時に配列や部品収納位置を選ぶことで、部品が互いに干渉することなく、部品のエッジによるキズや削れが発生しない構造となっています。
多種部品を集約して収納できるため、コスト削減、管理の簡素化が可能となりました。
・2017年日本パッケージングコンテスト
・包装アイデア賞受賞作品